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CCIEv5 R&S ラボ構成

ブログ初投稿になります。

CCIE R&Sを取得したのは2018年1月で、ダラダラと勉強したので筆記の取得から4年半位時間がかかりました。

 

このブログではラボのトレーニングの際に利用していた際の環境や勉強方法を書いていこうと思っています。

 

私はルータ系のラボはGNS3、スイッチングは 3560*2台、3560*2台でトレーニングしていました。

(今ならEVE-NGを利用したトレーニングを行なうことをオススメします)

 

各ソフトウェアのバージョンについては以下を利用していました。

GNS3 : 1.2.3
VM: GNS3 IOU VM_1.2.3.ova
IOU : i86bi-linux-l3-adventerprisek9-15.4.1T.bin

OSPFのLFAの機能は15.4ではサポートされていないので、CSR1000v で検証を行います。Ciscoより無料でダウンロード可能です。
スイッチングに関しては、私の持っているcatalyst のバージョンだとVTPv3が動作しないため、GNS3 で L2IOU で動作確認します。

L2IOU : i86bi_linux_l2-adventerprise-ms.nov11-2013-team_track
導入の方法については、他の方のブログを参考にして設定してみください。
INEのワークブックの構成についてですが、以下のような10台のルータのe0/0を
L2スイッチのポートに接続する構成になっています。

 

 

f:id:cypress-s:20190528063948p:plain

topology

L2スイッチに以下の設定を投入します。

L2 config


conf t
 no ip igmp snooping
interface range ethernet 0/0 -3
 switchport trunk encapsulation dot1q
 switchport mode trunk
interface range ethernet 1/0 -3
 switchport trunk encapsulation dot1q
 switchport mode trunk
interface range ethernet 2/0 -1
 switchport trunk encapsulation dot1q
 switchport mode trunk
end

 

その他の接続していないインターフェースは shutdown しておく
no ip igmp snooping を入れないと マルチキャスト を破棄して、OSPF,LDP等
ネイバーが張れない為、事前に設定しました。
また、コンフィグの初期化の方法は以下の Tclsh を利用する。
blank.cfg にリプレースすることで不要コンフィグがない状態クリーンな設定になります。

blank.cfg

tclsh
puts [ open unix:blank.cfg w+] {
version 15.4
!
end
}
tclquit


blank.cfg ができていることを確認

 dir unix:blank.cfg

Directory of unix:/blank.cfg   22010 -rw- 28 Nov 10 2015 08:07:51 +00:00 blank.cfg

 

blank.cfg に replace する

 configure replace unix:blank.cfg