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CCIEv5 R&S 初回受験記

CCIE R&S の初回受験をした時の受験記です。

試験日まで数日間休みをもらい苦手分野の再確認とスピードをあげるトレーニングを行いテストに向かいました。
4:55 起床、なんかコマンド打ってないと不安だからBGP経路集約の再確認を行い
8時前に ミッドタウン に到着。

21Fに行くと何名かのCCIE受験者が座っており、なんか空気が違う感じが漂ってきたぜ。。。
8:20分頃プロクターのジェームスさんが現れ、身分証の提示とサインを行い試験を行うフロアまで案内されます。
ラボ試験の会場に入る前に飲み物、トイレの説明をしていただき、テストの注意を
会議室みたいなところで説明を受けます。これが終わったのが 9:40 分ころ。
ジェームスさんの指示でラボの中に案内され、PCに着席。。いよいよ始まるか。。
どんな問題が来るか予想もつかない。。。受かる自信もない。。とりあえず最低限できることといえば問題覚えて帰るだな。。。と思いつつテストスタート!!

まずは、トラブルシュートか。最大2H30mの持ち時間だが 2H で終了できるなら 30mをコンフィグに充てることができる。作戦としては 1問 10分でそれ以上かかるならパスして、次の問題に取り掛かる。トラブルシュートでもコンフィグでもそうなのですが、宛先IPアドレスがどこにあるかを探すのに時間がかかっていきなりつまずく。。おふっ
(ワークブックとかやっててもIPアドレス探しに時間がかかるんですよね。。私だけだと思うのですが)
6問目まで50分しないくらいでスラスラいけて、ウハッ調子いいじゃん!って思ってたら出たっ。。高得点の難しい問題。結局10分以上かけてしまったので次の問題にいく。
また出た。。高得点の難しい問題。。。これは10分程度間違い探ししたが解決せずパス!!
最後の問題終わったのが 1H30m くらいだったので、難しい問題に戻って、debug コマンドで何が問題かわかったため解決!
もう一個の高得点問題は原因わかってるんだけど、解決できずトラブルシュート終了

次、ダイアグセクション。対策しないでもパスできる的な話を聞いたので対策しないで
いきました。
問題を開いた瞬間。。。嘘だろ。。ココから答えを探すのか。。。オワタ。。。
パケットキャプチャ や show コマンドから原因を探すのですが、全然ピンこないので適当にチェック(私はこうゆう判断をする時に正解した試しがありません)
次の問題もなんとなくこれぽいかなぁとゆう、裏付けのない回答で終了。

最後の、砦コンフィグセクション。コンフィグのスピードとトポロジの把握、何を要求されているかを瞬時に設定に書きを起こすことが必要だ。。
とりあえず、構成をみる。。ふむふむ。。。何だこの機器の多さは。。
よし、問題を人と通り読んでトリッキーな箇所、制限をメモ帳書き込む。何言ってんだこの問題は意味がわからないわぁ。。英語で更に分からないわぁと嘆きつつ、ジェームスさんよりお昼10分前だから設定保存してとの合図が。

10分経ったので お昼にするから退出して、最初に会議室に戻り、噂で聞いていた萬作の幕の内弁当!! 食べてみると。。イケるじゃん!! 食事時間はmax30分のため急いで食べて、トイレに行って終了です。午後からのコンフィグの続きに全力を注ぎます。

午後がスタートし、午前中の続きの制限等をメモ帳に書き込み、BGP辺りから雲行きが怪しくなってくる。。ナニイッテンダコイツ。。混乱してきた。。更にMPLS-VPN。。
待て待て。。更に混乱してきた。。悩むこと20分。とりあえずわからないのはパス!
とりあえず、最後まで問題を一読するだけでこれだけの時間が必要ってことは、理解してないってことですね。。
もうこの時点ですべての到達性を確保し、要件通りの設定をするのは不可能と判断して、とりあえずできそうなものをやることと問題を覚えて家に帰って何がわからなかったのか理解する作戦へチェンジ!
とりあえず L2 からやる。あれ、この問題の制限ってこれでいいのか。。英訳あってるかな。。全て不安なんですけど。。L2でまさかの失態。。ここに来て英語の理解力の無さがでたー。。
とりあえず、要件に合いそうに設定を入れていき確認していきます。。。うん。。たぶん合ってないな。。
次、IGPセクションか。。いろんな制限があるなぁ。OSPFこの方法で要件みたしてるのかなぁ。。英訳合ってるかなぁ。。。自信なし
CCIE試験は部分点とゆうものはなく、問題の要件を満たしてポイントを貰えるので、
1個でも漏れがあると 0 ポイントになります。。。
んんー。。完全に手止まったー
とりあえず残り1時間のところで、無駄なあがきをするのも止め、問題を覚えることに
帰ることに集中します。構成とどんなトラフィックフローを求めているのか、制限事項に合った設定。。(試験中は覚えていても終わった瞬間忘れるから困る。。)
ジェームスさんより10分前なので 設定保存してとの合図が合ったので wr を全台投入。残りの時間も問題を覚える時間に充てます。

そして、終了の合図があり退出

受験前から、コンフィグのスピードが遅いことはわかっていたのですが、ここまで問題の意図を理解していないと、打ちのめされましたねー(遠くを見る目)
どうしたらスピード上がるんだろうか。。

帰りの電車で構成と、不明点のメモをノートに書き込み、何気なくケータイのメールを
見ると cisco からメールが来てる! 早いわっ!

とりあえず 確認するか。。どこが悪いか見ないとな。。(見なくてもすべて悪い件。。)

TS : pass
DIAG : 17%
CFG : L2 14%
それ以外 0%

おお。。わかってたけどこんなもんだねぇ。。
CFG は 要件を満たしてないんでしょうね。。

これからの対策は、
- スピードアップさせる
- 英文から細かい制限を正しく理解する

以上、初回受験の体験記でした